シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


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シチリアの復活祭その2 トラパニのミステリ

シチリア島西部にあるトラパニの町。ここは復活祭週間に行われるミステリ(Misteri)のプロセッション(聖体行進)が有名です。
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もともとはスペインで行われる宗教行事でしたが、スペイン統治時代にこれがジェノバに上陸し、当時の植民地全てに広まっていったものだそうです。

聖金曜日の14時より行われるこのプロセッション、夜中中行われ24時間後の聖土曜日に終了します。実はイタリアでは一番長いプロセッションのひとつなんだそうです。

キリストの受難などをテーマにした20の聖像がプルガトリオ教会より出発、トラパニの旧市街地をねりあるく威厳豊かな宗教儀式。イタリアでも古い歴史をもつものとして知られています

今年の聖金曜日は3月30日。この時期にシチリアを訪れる方は一見の価値ありの宗教行事です。

一番の盛り上がるの夜。パレルモからの送迎を予約すればトラパニのプロセッションがゆっくりと楽しめます。

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by noranekosicilia | 2018-03-27 07:28 | イベント、シチリアのお祭り

レヴァンツッオ島

トラパニから約15㎞程はなれた小さな島、レバンツッオ島。トラパニ県にあるエガティ諸島に属している島の中でも一番小さな島です。

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レバンツッォ島は小さな港でトラパニ、ファビニヤーナと結ばれています。石灰岩の島の表面積は5平方㎞足らずです。

古代ギリシア人はこの島を「フォルバンティア」と呼びました。島に沢山生息する雑草(フォルバン)から由来するといわれています。

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島と同様の名前の小さな村。村の中は全て徒歩。階段や細い道ばかりで、車が通れるような道はありません。

島の中にも舗装道路は一部を除いてほとんどないせいか、通行車の煩わしさがなく、静かな時間が楽しめます。

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村から40分くらいハイキングすると、こんな手付かずの美しい風景が!

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海岸は全て岩や石灰岩。夏のリゾートとして人気のお隣の島、ファビニヤーナ島と比べると人も少なく、ゆっくりと海水浴が楽しめます。

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遠くには多くのヨットや船。トラパニからの1日クルーズなどが多いです。このため島の主要産業は漁業でありながら、夏になると猟師達は観光客がらみのミニクルーズに従事して、魚を手に入れるには隣の島のファビニヤーナ島まで行かなければならないことが多いのも現状。

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そして、この島が一番美しいのが夕刻。観光客が去った後、誰もいない海岸線に美しい夕日が差し込み、白い石灰岩を赤く染めていきます。

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レバンツッオ島の海岸は、シチリアで最も美しい夕日が沈むスポットのひとつです。
宿泊設備は少ない島ですが、運よくBBやレジデンスに宿泊できる人は必見!

レバンツッオ島へのアクセスはトラパニ港。水中翼船、フェリーが就航しています。
ファビニヤーナ島よりものんびりして、観光客も少ないのがメリット。レストランは1件、バール2件のみという小さな村なので、ミネラルウオーターなど、最低限の準備は必要です。
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by noranekosicilia | 2013-08-01 19:15 | シチリアの小さな島

ヌビアの赤にんにく

お仕事でヌビアのニンニクを生産する場所を訪れました。
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観光地としても有名なトラパニ塩田近くにある「ヌビア(NUBIA)」という地区で生産されるこのニンニク。この地は土地は非常に乾燥して粘土質の強い場所。赤ニンニクと呼ばれるのは身が少し赤みがかっているため。白い外皮の中には通常12粒のニンニクが入っているそう。

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11月から1月くらいに植えられ、5月~6月くらいに収穫。収穫は日が暮れる夜に行われるそうですが、これは葉の部分を「三つ網」にして出荷するために、湿気の多い葉の部分をできるだけ乾燥させて三つ網作業を施しやすくする目的があるんだそうです。収穫後はこのように吊るしてさらに葉の部分を乾燥させます。

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ヌビアのニンニクの特徴でもある「トレッチア(三つ網)」作業。全て手作業です。作業員はざっと8名くらい。みんな親戚や家族で、子供もちゃんとお手伝いです。

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出荷準備が完了したニンニク。三つ網にするのは、ベランダや食物倉などに吊るして保存しやすくするためだそうです。地元の伝統では次の収穫までの一年間、こうして保存して使用するのだそう。昔は100個くらいのニンニクを三つ網にしてまとめていたそうですが、現在は4個くらいが主流だとか。

スーパーで中国製のニンニクが安価に手にはいる現代においては、ヌビアのニンニクの存在価値が非常に落ちてしまい、一時期はほぼ廃業に追い込まれたそう。

スローフードとして認定された今は、地元のグルメ達に愛される「高級ニンニク」と華麗に姿を変えたのです。

ヌビアのニンニクを使った典型的な料理はやぱり「ブシアータ・アル・ペスト・トラパネーゼ(Busiata al pesto trapanese)」。地元のレストランでも食べられますが、簡単に作れる家庭料理のひとつです。

夏のパスタはトラパニ風で!
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by noranekosicilia | 2013-04-06 18:40 | グルメ、フード、ワイン

サン・ビート・ロ・カーポのクスクス祭り

サン・ビート・ロ・カーポの「クスクス祭り」は9月20日~25日。
クスクス祭りの昨年度までの様子をちょっとご紹介!

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村のメインストリートには多くのブースが設置。ワインやオリーブオイルなどトラパニ県の特産物などのブースも多かった。
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ここがチケット売り場。10ユーロでクスクス試食とグラスワイン、お菓子(またはフルーツ)とデザートワインが含まれています。
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村に設置されたクスクス試食ブースは4つ。トラパニ県のクスクス、地元サン・ビートのクスクス、本場マグレブ地方(モロッコやチュニジアなど)のクスクスに世界各国(ブラジル、セネガル、フランスなど)のクスクスのコーナー。多くの種類のクスクスから1つだけしか試食できないのが残念!

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クスクスの製作現場。水を撒きながらセモリナ粉を手で揉んで小さな粒にした後、乾燥させる。結構大変なんです。
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地元サン・ビートのブースにて。ママと三つ子ちゃん。
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本場、チュニジアの伝統的なクスクス。
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ドルチェ(デザート)はカノーロ、カッサータ、プチパイの他にトラパニの伝統菓子カサテッラ(写真)からの選択です。やっぱりここも1つだけ。これにデザートワインがつきます。

サンビート・ロ・カーポは美しい海岸線が広がる海辺の村。9月終わりに行われるこのお祭りで夏のバカンスシーズンが締めくくられます。
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by noranekosicilia | 2011-09-01 00:17 | イベント、シチリアのお祭り

トラパニの塩田博物館

トラパニにある塩田博物館。このあたりはパチェーコというわれる地域ですが、有名なトラパニの塩田が広がる場所です。
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塩の生産はそれはもう大昔から行われていたそうですが、塩田の存在はノルマン時代くらいからだそう。(アラブ人の地理学者Al IDRISIの書類より)
アラゴン時代にこの地区で産業としての塩の生産が始まったそう。
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塩田博物館の内部。昔ながらの塩の生産に使用された器具などが展示。
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夏は実際に塩の採取も見られます。

塩田博物館は一年中見学可能ですが、冬場は閉鎖されていることもあります。
塩田博物館を見学をした後、マルサラワイナリーを見学、試飲する1日コースなども手配可能です。

詳細
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by noranekosicilia | 2011-02-07 21:03 | 歴史と文化、史跡、美術工芸

エリチェ近郊の小さな村「バラータ・ディ・バイダ」

本日日曜日!友人が所有する「カステッロ(お城)」に招待されました。

トラパニ県にある「バラータ・ディ・バイダ」という聞いたこともない村に始めて訪れます。エリチェの近くです。なんでも名前の由来はアラビア語のセラミックBAYDAからきているとか。すごい山道をゆきます。
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いつまでも続く羊の群れ…800頭くらいいるんだそう。(ちゃんと羊飼いに聞きました)

道路をのうのうと歩く羊たち。車がくると羊飼いが交通整理します。ちゃんと羊たち止まるのよ!すごいね!
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13世紀のお城だそう。1801年には当時の王様フェルディナンドが訪れているとか。
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この村の観光名所らしいですが、入り口以外は文化財指定されてないそうで、中に入るとちょっとした古きよき時代のアパートって感じです。(つづく…)
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by noranekosicilia | 2010-05-09 08:30 | 現地レポート

中世に取り残された町「エリチェ」

トラパニ県にある「エリチェ(Erice)」。標高731mのサン・ジュリアーノ山の頂上に位置する町です。

もともとエリミ族が町を築いたといわれていますが、フェニキア時代からここには豊穣の女神「アスタルテ」を祭る神殿が聳え立っていたそうです。アスタルテはギリシャ語ではアフロディテ、ラテン語ではヴェネレ、そう、あの美の女神ビーナスです。ローマ時代には軍事上の拠点というよりもこのヴェネレ神殿の聖なる町としてあがめられていたといわれています。ノルマン時代には再びこの町の軍事的拠点としての重要性が再認識され、ビーナス神殿のあった場所には城砦が建設され、城壁の整備などが行われました。

これがそのノルマン時代の城砦。ヴェネレ城砦(ビーナスの城砦)と呼ばれています。
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15世紀から200年間にかけては多くの修道会がこの町に移住し、数多くの教会や修道院の建築ラッシュとなりました。その後もこの町は修道院の勢力が強かったために貴族やブルジョワジーなどの介入が少なく、そのために「歴史に取り残されたような」中世と変わらない町並みが現在にも残ったのです。

エリチェの醍醐味はこのような中世そのものの町の雰囲気を味わいながら多くの教会や修道院が立ち並ぶ石畳を散策すること。中央広場であるウンベルト一世広場周辺には地元の民芸品を売るお店が並んでいます。
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エリチェはまたシチリアの代表的なお菓子でもある、「パスタ・ディ・マンドラ」(写真)でも有名。中近東や北アフリカにも見られるマジパンで、ここでもアラブの影響が感じられます。

エリチェへはトラパニのバスステーションから路線バスを利用。本数は比較的少ないので注意が必要です。またパレルモからの定期ツアーの利用も便利です。
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by noranekosicilia | 2010-01-04 23:58 | シチリアの村

クリスマス期間のプレセピオ

クリスマス期間、町の教会や家でツリーと共に必ず目にするのが、キリスト様の誕生を表現した人形たち「プレセピオ」です。

これは私の友人宅のもの。コミカルでかわいい安物ですが、繊細にできた高級なものとかも多く出回ってます。
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もともとイタリア、特に南イタリアでの習慣らしいです。キリスト様の生誕のシーンを人形で飾ります。教会なんかでは実際に小さな石や、それに流れる本物の水など手のかかった仕掛けがされた大掛かりなものもあります。
主な人物はヨゼフとマリア、東方の三博士で、キリスト様が誕生する12月25日から赤ん坊のキリスト様が加えられます。

プレセピオで一番有名なのはやはりナポリですが、シチリアでも15世紀くらいから広がったそうです。当時の地元の彫刻家、FラウラナやAガジーニなどが小さな彫刻「スタトゥエッタ」などを作り始めたのがシチリアのプレセピオが定着し始めた由縁だそうです。通常、素焼きが多いのですが、トラパニ県なんかではサンゴやアイボリーで作られた高価なものもあります。

この時期、一部のシチリアの村などでは実際に人間がプレセピオを演ずる「プレセピオ・ビベンテ」が開催されます。トラパニ近郊のクストナーチでは25日から3日間、そして1月2日~6日まで洞窟内で行われ、クリスマスの人気スポットのひとつとなっています。

クストナーチのプレセペ・ビベンテ 詳細サイト(英)
時間 16時~20時(最終入場)
入場料 7ユーロ
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by noranekosicilia | 2009-12-28 07:42 | イベント、シチリアのお祭り

トラパニのマグロ祭り「ボン・トン」

6月25日~28日の4日間、トラパニのボナジア地区で「ボントン祭り(Festa di Bonton)」が行われます。

ボントンとは「よいマグロ」という意味。この地区の主要産業であるマグロ漁業をテーマとしたフェアーです。
4回目となる今年はファビニアーナ島やサンビートロカーポなど近辺の村も参加。有名シェフによる夕食会や会議、コンサートなど、一段とグレードアップしたものが期待できそう。

期間中はシチリアワインの無料試飲や郷土食品の展示即売なども行われます。

トラパニまではパレルモより路線バスや電車が出ていますが、夜のサービス終了は早いので、注意が必要です。前もって専用車を予約すればゆっくりとシチリアの初夏の夜、マグロづくしが楽しめそうです。

詳細(英語)
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by noranekosicilia | 2009-06-22 19:37 | イベント、シチリアのお祭り

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