シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


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<   2017年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

歴史が一杯の優雅なホテル Grand Hotel Ets Des Palmes

パレルモの老舗ホテル、グランド・ホテル・エ・デ・パルメ。町の中心にあり観光やショッピングにも便利。もともとはマルサラワインの実業家として財をなしたイギリス系ファミリー ウイッタカー家のプライベートハウスとして1874年に建てられたものでした。
道路を挟んで前にある英国教会を結ぶ秘密の道や海まで行ける冬の庭など工夫を凝らしたゴージャスなものだったそうです。
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1907年に当時の所有者がホテルとして改築。担当建築家はマッシモ劇場の建築も手掛けたエルネスト・バジーレ氏でした。
現在も18~19世紀のアールヌボー風彫刻や家具がパレルモの「ベル・エポック」の面影を残しています。

ここに滞在した有名人では音楽家のワーグナーが有名です。彼はここでパルシファルの第3章を書き終えたといわれ、彼の使ったピアノの椅子が現在でも展示されています。ワーグナーを追ってやってきた画家のルノワールが彼の肖像画を書いたのもこのホテルとのこと。

また、1950年代にはアメリカのマフィアの大ボス達がホテルに集結しマフイア・サミットが行われたことでも知られています。

歴史エピソードが一杯つまった4つ星ホテル、ホールに座っているだけでもちょっとレトロで優雅な気持ちにしてくれます。

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by noranekosicilia | 2017-04-20 00:26 | ホテル、滞在

エトナ山山麓のバーベキュー的レストラン

タオルミナでのお仕事の後、「肉が食べたいね~」ということになり、友人に連れて行っていただいたお店。
エトナ山へのドライブコースでもある山道を行くこと約40分。お目当てのレストランに到着いたしました。

エトナ山のTRECASTAGNIにあるお肉専門レストラン「L’ORSO SCURO」です。
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おお~レストランの名前(訳 黒熊)どおりクロクマ君のお出迎えだ~。なんか足が細いようにみえるけど…
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店内は木製を基調にしたシンプルなもの。奥にあるお肉のケースが他の山小屋レストランとここの差でもあります。
ショーケースには世界各国から取り寄せられた牛肉、鶏肉、豚肉、そしてハンバーグなどお肉屋さんのように置かれておりました。
このショーケースから自分が食べたいお肉を選んで焼いてもらうのです。
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前菜やパスタ類もあるのですが、本日は「肉」を堪能しにきたため、いきなりメインに入ります。付け合わせはジャガイモのオーブン焼きと野菜のグリル。お肉が焼きあがる前に運ばれてきましたのでこれを前菜がわりにしてお肉を待ちます。
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運ばれてきました~111.png 数多い種類から本日はアルゼンチン産のアングスをいただきます。300g以上あるなかなかのボリュームです。
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お肉の味を100%味わうため、焼き方はレアで!ナイフを入れると肉汁が じゅわ~ っと。脂身が少なく噛みごたえある1品です。

これにお店のオリジナルワイン1本とお水で、1人35ユーロ位でした。

エトナ山の丘陵地にあるレストランなので、明るいうちに訪れれば自然の景観もたのしめます。まさにバーベキュー的レストランでした。

住所: Parco dell'Etna, Via Dottore Giuseppe Zappala, 77, 95039 Trecastagni CT





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by noranekosicilia | 2017-04-17 05:04 | グルメ、フード、ワイン

パレルモのトラムに乗ってみる

1年ちょっと前に開通したパレルモのトラムに乗ってみました。開通といってもまだ建設中な場所も多く、現時点で運行されているのは市内から離れた新興住宅街的な場所ばかり。
だから、私もこれまで一度も利用したことはありませんでした。(と、いうより今のところ利用する必要性がない場所ばかりなので)

本日は珍しく市内からちょっと離れたレストランでお仕事が終了したので、試乗体験!
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こちらが乗り場。30分に1本くらいの割合で運行されています。
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チケットは停留所に設置されている自動販売機でも購入できます。…でもお釣りは出ないので予め小銭を用意しておかないといけません。故障も怖いから、できるだけ前もって用意したほうがよさそう。タバコ屋さんなどで購入できるAMATの市バスチケットで乗車可能なので、私はそれで乗車しました。
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いよいよやってきました!新しいピッカピッカなトラムに初めての乗車です169.png

乗り心地はなかなか良かったです。渋滞が多い道も比較的スムーズに移動できるので、これが市内中心まで開通すれば便利な乗り物になる可能性も高いかもしれませんね。しかしながら、現在の状況では市内移動は何ら役に立ちません。ちなみにこの日トラムとバスを乗り継いで町の中心まで戻るのに掛かった時間は1時間でした。


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by noranekosicilia | 2017-04-15 16:08 | 町角通信・日常

復活祭週間のモンレアーレ大聖堂観光時間

本日から復活祭週間に入りました。カトリック教徒の多いイタリアではクリスマスについで大切な期間です。
この期間、各教会ではいつもと違う長いミサが行われたり、プロセッションが行われたりします。そのため教会の一般観光時間が限られるところも多く確認が必要です。

モザイク装飾が美しい世界遺産「モンレアーレ大聖堂」はシチリア観光の中でも欠かせない場所ですね。なんといっても大きな教会内部の全てがモザイクで埋め尽くされています。その面積はなんと6000平方ⅿあまりもあります!

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モンレアーレ大聖堂の開館時間は通常は8時30分~12時45分、14時30分~17時ですが、復活祭期間は開館できない日もあります。詳細は以下のとおり。

4月13日 午前中観光不可。午後は可能
4月14日 終日観光不可。(個人個人で静かに礼拝に参加するような形であれば入場は可能)
4月15日 午前中は9時30分より。午後通常通り
4月16日 午後16時~17時のみ
4月17日 午前中通常通り。午後は15時30分より可能

事前に確認してタイミングよく観光しましょう。



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by noranekosicilia | 2017-04-10 07:14 | スト、開館時間、天気NEWS

ストリートフードの王者 スフィンチョーネ

最近パレルモの旧市街を歩いていると「Street Food」という文字がよく目につきます。まあ、日本語で言えば「屋台食」ということになるんでしょうね。
ストリートフードとは旧市街の市場で食べられていた食べ物。朝が早い市場の人々が10時頃に昼食までの腹ごしらえに食べていたヘビーなおやつなんです。

安くでおなかに溜まるというのが特徴です。最近ではこれがシチリア島のソウルな食べ物として観光客にも大人気となりました。
アランチーニ (ライスコロッケ)なんかはシチリア島中で食べられているストリートフードの代表格ですが、ストリートフードのメッカはやっぱりパレルモ!種類も多く、パレルモを離れると姿を消してしまうものも多いのです。
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市場の中にあるストリートフードのお店では好きな食べ物を選ぶことができます。やっぱ、揚げ物多い!このゴチャゴチャ感最高です!
その中でもパレルモのお勧めはやっぱり「スフィンチョーネ」
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ラードがタップリと混ぜ込まれたフワフワの生地にトマトソースと玉ねぎ、オレガノ、アンチョビ、そしてペコリーノチーズが乗せられたシンプルなピザパンです。屋台では1枚1ユーロくらい。鉄板でジューと温めてくれるのがウレシイ!しっかりした味で1枚食べれば満腹状態です。

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スフィンチョーネはパレルモ旧市街で愛されるおやつ。市場の他にも午前中は3輪トラックで旧市街の中を売り歩く姿もよく見かけます。
パレルモ方言で「スフィンチョーネ、おいしいよ~。なんていい香りだろ~」なんでいう音声が爆音で旧市街十に響き渡り、それを聞きつけた人が買いにやってくるという超アナログなシステムなんです。

アランチーニやパネッレ、ゆでダコにイカフライ…バラエティー豊なパレルモのストリートフードですが、やっぱりパレルモの「食魂」はスフィンチョーネ と思えるほど市民権を獲得している食べ物なんです。

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by noranekosicilia | 2017-04-09 06:37 | グルメ、フード、ワイン

テイクアウト用カクテルと19世紀シチリア女性

カターニャで行われたカクテルコンクールに通訳として同行しました。ミラノに拠点をおく業界雑誌「BARGIORNALE」主催ということで、毎年イタリアだけでなく、世界から多くの人々が参加します。
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会場はカターニャ港構内にある「NUOVA DOGANA」。シーフロントのイベント会場としてよく使われる場所です。
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予選を勝ち抜いてきたイタリア中のカリスマバーマン達が1チーム3人編成で3種のカクテルを作り、10チームで今年最高の栄誉カクテル王地チームを競い合います。大会の様子はこちらのブログにて。
その中でもとても興味をひいたのが「テイクアウト用カクテル」。店外でのガラスグラス持ち出しが禁止された法令ができたことを受けての新しいアイディア。
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こちらが「フェイク・カプチーノ」マイタイの改良バージョンでクリーミーなカクテル。「偽カプチーノ」という名前のとおりカプチーノをテイクアウトするような容量でサービスされました。
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トリノから参加の女性バーマンはマルティーニをベースにしたカクテル「スイートメモリー」。ビニールのような袋型容器にメッセージがつけられた、とても乙女チックでお上品なテイクアウトです。
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スプレーでカクテルをテイクアウトという斬新なアイディアを出すのはミラノから参加のバーマン。ジンベースのカクテルをスプレーボトルに入れ、シュッx2 とスプレーしながら楽しむ! 持ち歩き便利で大好評。

そして、そして… いよいよシチリアからの地元カリスマバーマンの作品!(じゃじゃじゃーん!!169.png
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「ドンナ・フランカ」。肖像画の女性の名前です。シチリア島に詳しい方ならご存知かもしれませんが、19世紀のパレルモで最高の美女と噂された貴族女性です。周囲の反対を押し切りマルサラワイン産業で大成功をしたフローリオ家に嫁いだ彼女。いくら大金持ちとはいえ「下層階級」に家落ちしたということで、多くの批難中傷もあったといわれます。

フローリオ家は商売で稼いだお金でマッシモ劇場をはじめ多くの豪邸も建設し、イタリアで最古といわれるカーレース「タルガ・フローリオ」を設立した超成金家族。現在でもオペラやバレエなどの題材としてもつかわれます。
このカクテルはそんな彼女に捧げたものだそう。夫が参加するタルガ・フローリオを見物に行く彼女が手にするピクニックランチを表現しているのだそう。

彼女にはイジェアちゃんという娘がいましたが、結核で体が弱い娘のために作られた療養所がヴィラ・イジェア。そう、今はパレルモきっての5つ星高級老舗ホテルです。ちなみにプリントされている肖像画はそのホテルが数年前メトロポリタン美術館から超高額で購入したもの。イジェアホテル内で見ることができます。

カクテルの世界にも取りれられたシチリア文化。こんなアイディアからもシチリアの多様性がうかがえますね。


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by noranekosicilia | 2017-04-05 20:54 | 町角通信・日常

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