シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


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カテゴリ:シチリアの村( 7 )

ヴィッチーニ村の地域犬ビリー君と行く(後編)カバリエーレ・ルスティカーナの舞台散策

…前回の続き…
さて、無事酒場の見学を終えた私たちをビリー君はさらに旧市街の細道に案内してくれてます。軽自動車も通れないような細い道…ひっそりとして私たち(と一匹)以外は誰もいません。
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そしてやってきたのが「サントゥツゥアの家」。サントゥツゥアはカバリエーレ・ルスティカーナの主役ですね。「恋人」と信じていたトリッドゥに裏切られ、嫉妬と怒りに我を失った彼女の行動が後に恋人の死を招く結果となる、悲しい性を持った女性のお家です。
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そして、通りを挟んで真向かいにあるのが「ローラの家」。人妻ですが、サントゥツゥアの恋人トリッドゥの元恋人で浮気相手。こんだけ近いんじゃ、そら事件おこりますよ~。ってくらいの距離です。


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更にビリー君は細道を進んでいきます。坂を少し上がりついていくこと約5分…

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到着したのは「ヌンツィアお母さん」のお家。トリッドゥはここで酒場を切り盛りする母と暮らしていたんですね。元恋人で浮気相手のローラと現恋人サントゥツゥアの家からはなんと徒歩5分の距離です。狭い村では行動範囲が狭い、、、さすが、やるな~…

家には「ヌンツィアおばあさん…帰らぬ息子を夜明けまで待ち続けたかわいそうな女性」というボードがありました。

ビリー君、実はこの後トリッドゥとアルフィオが決闘した場所「サボテンの畑」までご案内するため先導してくれようとしたのですが、すっかり疲れた私たちはそこから引き返してしまいました…(ごめんね~ビリー君)。

この村にやってくる人たちが散策するルートをすっかr憶えてしまったのだと考えられるのですが、ビリー君、地域犬として幸せな生活を送っているように感じられました。



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by noranekosicilia | 2018-04-14 19:27 | シチリアの村

ガイド犬ビリーと行くヴィッチーニッチーニ村散策

オペラファンのお客様をご案内してやってきたヴィッチーニ村。日本のグループ旅行ではまず行くことがない村ですが、マスカーニのオペラ「カバリエーレ・ルスティカーナ(田舎騎士)」の舞台として有名なんです。
カターニャから車で走ること約1時間ちょっと、山道を超えてやってまいりました。人口は1万5千人くらい。山岳部では大きな村です。
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車を降りたのは村の中心広場ウンベルト一世広場。シチリア島の村らしくあちこちに不法駐車の嵐です…周囲の人達は日本人を見て「何しに来たんだ?」ってな感じでジロジロみられ、注目の的です。
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そんな私たちの前に登場したのが、このワンコちゃん。野良犬のようですが、人懐っこいワンちゃんで、私たちについてきます。すれ違う村人たちはこのワンちゃんを「ビリー」と呼びながら頭を撫でたりしていることから、どうやらこの村人みんなが餌をやっている、いわゆる「地域犬」です。
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このビリー君、なぜか私たちの散策日程をよく存じているようで、先導してくれます。まずは、アルフィオとトリッドゥが決闘を誓った酒場へご案内です。事前に村役場に連絡して、酒場の内部も見せてくれるというお約束をとりつけていた私たちは、酒場の前で担当者との待ち合わせをしていました。ワンコはそれを知ってかしらずか、とにかく酒場まで連れて行ってくれます。

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ビリーについていき、無事酒場の前に到着…でも、担当者はまだいません。
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ビリー君も困った様子…どうしよう…って感じの表情です。村役場に電話をすると10分くらいで到着するので待っててくれとのこと。
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んで、待つこと約30分!(この辺がシチリアです…)。ビリー君も私たちと一緒にずっと待ってくれました。時々出会う村人たちは「ビリー、おいで、餌あげるよ」と呼ぶのですが、なぜか酒場から動かず…ガイドとしてのプロ意識ありすぎです。
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ようやく、到着。酒場のカギを開けてもらいます。
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内部はこんな感じ。特別なイベントなんかの時には公開されているとのこと。
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酒場の横にあるサンタ・テレサ教会。ここもカバリエーレ・ルスティカーナの有名なシーンのひとつ。トリッドゥの裏切りを知ったサントゥツゥアが嫉妬に狂い「あんたには最悪の復活祭あれ!」と毒づく場面です。ここも内部見学の約束をとりつけていたのですが、「鍵が見つからない」ということで残念ながら内部は見れませんでした。残念!
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じゃ、つぎはこちらでーすワン。 と、酒場の観光の後も更に案内をする気満々のビリー君。おもしろいのでずっとガイドしてもらうことにしました 162.png

ビリー君との散策は続きます。。。

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by noranekosicilia | 2018-04-10 07:15 | シチリアの村

モンデッロ海岸で1日プチ・バカンス

某商社マンの少グループをエスコート中、「折角だから地中海で泳ぎたい!」というご希望。
まあ、パレルモの教会ばかりめぐっても「社会見学」みたいでつまらないようだったから、観光をサクッと切り上げて、やってきたのがモンデッロ海岸!
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到着した時点では小雨がちょっとぱらついたのだけど、それからは晴天!

もちろん、無料で開放されている場所もあるのだけど、20ユーロでパラソル1つとリクライニングチェア2席が一日中借りれます。2人なら1人10ユーロ。これで一日中ビーチバカンスできるなんて、なんてお手頃価格!

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ビーチで1日過ごすなら、水着のまま軽くランチ!私達が利用したビーチ施設「シレネッタ」近くに設置されたバールはモンデッロの有名レストラン「BYE BYE BLUES」
の経営。サラダやサンドイッチも工夫がこなされ、盛り付けも味もなかなかのもの。スプマンテや白ワインもちゃんとしたのが置いてあり、モンデッロのバールの中では一番オススメかも!

モンデッロはパレルモから一番近いビーチ。
アラブ時代からすでに小さな漁村の集落があり、17世紀にはヨーロッパ貴族や上流社会のリゾートハウスなどが建設されました。現在は、夏の行楽地として地元の人はもとより、アメリカやヨーロッパから多くのバカンス客が海水浴を楽しみます。

地中海性気候で温暖なシチリア!お天気がよければ9月から10月上旬まで十分に海が楽しめます。

パレルモからはポリテアーマ広場後ろにあるストゥルツォ広場より836番の市バスがでているのでアクセスも最高!

モンデッロ海岸で初秋の海、体験してみませんか?
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by noranekosicilia | 2013-09-11 02:46 | シチリアの村

メッシーナの町

先日、仕事でメッシーナへ行きました。
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シチリア島とイタリア半島の間に位置する「メッシーナ海峡」を通って連絡船が行き来するこの町はシチリア島の玄関口でもあります。
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列車でイタリア半島からシチリア島へ入る時には列車ごとフェリー(連絡船)に乗り込みます。海峡を渡る所要時間は約15分程度。
メッシーナの町は紀元前730年頃に設立されたギリシャの殖民都市。古い歴史を持つ町なのですが、何度も大きな地震で破壊され、現在その面影を残すの町並みはわずかです。
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ドゥオーモ(DUOMO)広場。12世紀創立ですが、1908年の地震をはじめとして何度も破壊されています。現在の姿は当時の姿をできるだけ残して建て直しがされているものです。
大聖堂の正面左にあるのは時計塔。1908年の大地震後、設置されたものです。12時になると仕掛けが動き、メッシーナの観光ポイントのひとつです。
メッシーナの町は近郊のタオルミナなどに隠れてしまい、通過地点でした見られないことが多いですが、半日くらいゆっくりと市内を散策すると、観光地ずれしていない素朴な姿が浮き彫りになる魅力的な町です。
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by noranekosicilia | 2010-01-18 01:04 | シチリアの村

中世に取り残された町「エリチェ」

トラパニ県にある「エリチェ(Erice)」。標高731mのサン・ジュリアーノ山の頂上に位置する町です。

もともとエリミ族が町を築いたといわれていますが、フェニキア時代からここには豊穣の女神「アスタルテ」を祭る神殿が聳え立っていたそうです。アスタルテはギリシャ語ではアフロディテ、ラテン語ではヴェネレ、そう、あの美の女神ビーナスです。ローマ時代には軍事上の拠点というよりもこのヴェネレ神殿の聖なる町としてあがめられていたといわれています。ノルマン時代には再びこの町の軍事的拠点としての重要性が再認識され、ビーナス神殿のあった場所には城砦が建設され、城壁の整備などが行われました。

これがそのノルマン時代の城砦。ヴェネレ城砦(ビーナスの城砦)と呼ばれています。
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15世紀から200年間にかけては多くの修道会がこの町に移住し、数多くの教会や修道院の建築ラッシュとなりました。その後もこの町は修道院の勢力が強かったために貴族やブルジョワジーなどの介入が少なく、そのために「歴史に取り残されたような」中世と変わらない町並みが現在にも残ったのです。

エリチェの醍醐味はこのような中世そのものの町の雰囲気を味わいながら多くの教会や修道院が立ち並ぶ石畳を散策すること。中央広場であるウンベルト一世広場周辺には地元の民芸品を売るお店が並んでいます。
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エリチェはまたシチリアの代表的なお菓子でもある、「パスタ・ディ・マンドラ」(写真)でも有名。中近東や北アフリカにも見られるマジパンで、ここでもアラブの影響が感じられます。

エリチェへはトラパニのバスステーションから路線バスを利用。本数は比較的少ないので注意が必要です。またパレルモからの定期ツアーの利用も便利です。
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by noranekosicilia | 2010-01-04 23:58 | シチリアの村

エリチェの町の教会めぐりで散策!

エリチェの町は「90の尖塔」をもつ町といわれたほど、教会が多いところでした。これは17世紀頃、スペインブルボン朝によって多くの修道院に土地が分け与えられたことがいわれだそう。それ以前の古い教会からバロック期の教会まで多くの教会がありましたが、そのほとんどが現代の教会離れとともに廃墟となっていました。
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そんなエリチェの教会を修復して町の観光活性化をはかる目的で、エリチェの教会めぐりチケットが発足しています。

1チケット 5ユーロ、9箇所の教会が見学でき、その収益は教会の修復費用としてあてられます。チケット売り場は聖母教会(マトリーチェ教会)横の鐘楼内(写真左の塔)。見学できる教会とそのルートつき地図ももらえます。

見学可能なのは
聖母教会、鐘楼、サン・サルバトーレ教会、サン・マルティーノ教会など9箇所です。教会見学は昼休みをとらず17時まで開館。毎月開館時間はかわるので直接チケット売り場で確認が必要です。
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by noranekosicilia | 2008-09-11 18:53 | シチリアの村

ゴッドファーザーの故郷「コルレオーネ村」

パレルモ県にあるコルレオーネ村。マフィアの村として世界中に有名になりました。旧パレルモ~アグリジェントの幹線道路の中間にあり島の戦略的拠点でもあった村はAnimosa Civitas(勇気ある町)と呼ばれ、常にシチリア内の戦争の第一線で戦った村です。
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村は石灰でできた盆地に広がり、石灰(カルカーレ)がこの村の名前の由来となったそうです。
町の歴史は840 年頃に、アラブ人達が征服した「Qurlayun」という町が始まりと言われていたのが、90年に行われた発掘で「スケラ」というポリスがあるという資料や、先史時代に起源をもつものも発見されたことからかなり古いとされています。とにもかくにもビザンチン時代とイスラム時代にはすでに村があったことは確認されており、1072年頃にはノルマン人に支配、1104年に再びアラブ人達に支配された後、フリードリッヒ2世時代に再びキリスト教徒のものとなりました。14世紀頃にはスペイン王家の領地、その後ベンティミーリャ伯領となりました。東にはアラブ時代の見張り塔が残るソプラノ城 、もう一方は山から落下した石灰岩の破片の岩上に中世の城(現フランチェスコ派の修道院)が存在し、この2つに守られるように集落が広がっています。コルレオーネ村は1960年頃からマフイアで有名となります。ミケーレ・ナバーラ、ルチアノ・レッジョ、サルバトーレ・リーナ、プロヴェンサーノなど多くのボス達がその名を残しました。
そしてフランシスコ・コッポラ監督の「ゴットファーザー」で一躍有名な村となるのです。
おもしろいことに、主演の一人であったアル・パチーノはイタリア移民、なんとコルレオーネ出身だそうです。村は小さく、見所は少ないですが、18世紀のプロヴェンサノ邸内には市立博物館があり、紀元前252年のラテン語で書かれたマイルストーン"Pietra Miliare"、起源1世紀のモザイクの床、ベッキア山で発見された紀元前1400~1250年の先史時代の柄杓などが展示されています。また、コルレオーネは「100の教会の村」といわれ、カプチン派修道院、13世紀のSSサルバトーレ修道院、サン・アゴスティーノ教会、16世紀のサン・ドメニコ教会など多くの教会が存在します。
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by noranekosicilia | 2007-09-17 07:42 | シチリアの村

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