シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


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カテゴリ:グルメ、フード、ワイン( 49 )

ちょっと気取ったレストラン「L'OTTAVA NOTA」

先日友人と一緒に昼食をとったレストラン「L'OTTAVA NOTA (ロッターヴァ・ノータ)」。

もともと行く予定のレストランが閉っていたため、急遽付近のレストランをネット検索して見つけました。
トリップアドバイザーの上位に掲載されてるレストランって、変な話「地元の人はあまり行かない」場所が多いんですよ。やっぱいい意味でも悪い意味でも旅行者向けなんですよね。

まあ、こういうことでもない限りそういったレストランを試すいい機会 ということで、早速...。

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フェリーチェ門近くにある旧市街の通りにありました。このあたりは観光地からはちょこっと外れているけど、貴族のお屋敷やバロックの教会などもあって好きな通りのひとつ。

お店についたのは午後2時頃。平日でランチだったために誰もお客がおらず入るなり
「もう閉店にするつもりだったけど...」 と一言チクリといわれました。(正直、ちょっとムカつきましたが)

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店内はオリーブ色と白、グレーを基調にしたモダンなムード。いかにも最近のお洒落系レストランって感じですね。
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うーん、夜はロマンチックにいけそうだけどシンプルすぎて昼間はイマイチかも...

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パンと一緒にサービスされたのは自家製の「青オリーブマヨネーズ」
オリーブの風味がクリーミーな味わいとよくマッチしてます。

メニューは旬の食材を使った創作系料理。気さくに飲めるワインからちょっと「気張った」ワインまで揃えも中級クラスというところでしょうか。まあ、お財布にはありがたい。

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前菜はマグロとアドガドのタルタル。旬のアーキチョークフライが添えられてて、これがカリカリと食感にアクセントを与えました。よいオリーブオイルを使用しているから美味しい。

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友人が注文したプリモはジリ(菜っ葉)とイカのパスタ、ウニソース。

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私はセコンド。白身魚のアーキチョークピューレ風。ウニソースがけ。例のアーキチョークフライも添えてありました。

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この日は結構暑かったし、やっぱスッキリとスプマンテ系で。
シチリアの比較的新しいワイナリーが生産するスプマンテとあわせました。

お料理はどれもよい食材を使い、シンプルさを残しながらも珍しい味のバランスを工夫していてなかなか興味深いものばかりでした。

ワイン1本と前菜2、プリモ1とセコンド1で約90ユーロ程度...
レストラン内部はわりと小さくてシンプルなので特に特徴はないですが、味はよかったです。
いつもとはちょっと違うムードで、でもカジュアルに というディナーによいかもしれませんね。

"L'Ottava nota"サイト:
http://www.ristoranteottavanota.it/en/
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by noranekosicilia | 2014-06-07 21:07 | グルメ、フード、ワイン

パスタ・アラ・ノルマの名前の由来は…

シチリア島の旅で誰もが一度はトライするであろう品の1つが「パスタ・アラ・ノルマ (PASTA ALLA NORMA)」。
素上げにした茄子とトマトソース、バジルに塩っからいリコッタチーズ「リコッタ・サラータ」のパスタで、
ほとんどのレストランのメニューにあります。

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もともとシチリア島の家庭料理なので、作り方も材料もわりといろいろありますが、
この「茄子とトマトのパスタ」を「アラ・ノルマ」と呼ぶようになったのは、この下の写真の方が深くかかわっています。

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19世紀のイタリアを代表する音楽家ビンセンツォ・ベリーニ (Vincenzo Bellini)さんです。
1801年、カターニャで生れた彼のオペラ代表作に「ノルマ (NORMA)」という作品があります。

ある日、カターニャのとある場所にて芸術家が集まり会食をしていた時に出されたのが、このパスタ。
しっかりとした味のハーモニーに感動したある1人の詩人が、パスタの究極の美味しさを

「このパスタはまさにノルマだ!」と表現したことに由来するそうです。

ノルマはベリーニの最高傑作つまりカターニャの生んだ料理の最高傑作 ということを意味したようですが、
名前すらなかったシチリアの家庭料理がレストランで「アラノルマ」という美しい言葉でメニューを飾るようになったわけです。

シチリア「究極」の最高作品、お家で試してみたい方は以下のレシピを参考にしてください。

シチリアの夏!茄子とトマトのパスタ のレシピ|FOODIES レシピ
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by noranekosicilia | 2014-01-16 02:46 | グルメ、フード、ワイン

絞り立てのオレンジジュースが1ユーロのバール

そろそろオレンジの季節。

今年はシチリア島内のいつくかのバールで、フレッシュな「シチリアンオレンジジュース」が1ユーロで楽しめそうです。

シチリア産オレンジDOP「リベッラ」のオレンジ業者達が、「シチリアで生産されたオレンジでゼロキロメートルクラスのオレンジジュースを1ユーロで提供」というプロジェクトを発動し、それに賛同するバールを呼びかけました。

シチリア島のバールで飲むオレンジジュースの平均料金相場は2ユーロ~3ユーロ。観光地へ行くと更に値段があがります。そして、使用されているオレンジはスペインやモロッコ、トルコなど様々。

そこで、体によいオレンジジュースを地元産のオレンジで提供し、コストを抑えた ワンコインのゼロキロ目メートル作戦で「エスプレッソの代わりに体によいオレンジジュースを!」 といのが目標。

実際に販売するバール側には様々な問題もあり、全てのバールが大賛成というわけではありませんが、
現時点では20数店が賛同。
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お店に上記写真のシールがある場所がシチリアンオレンジを1ユーロで楽しめるバールです。
観光でよく土地よりする都市にあり、プロジェクトに賛同した主なバールは、

パレルモ
スピナート (Antico Caffè Spinnato)
住所 via Principe di Belmonte, 111 -Palermo

コーヒーアンドチョコレート (Coffee & Chocolate)
via Principe di Belmonte, 108 -Palermo

ラグーサ

カフェ・シチリア (Caffè Sicilia)
Viale Sicilia, 12 - Ragusa

キオストロ・サン・ジョバンニ (Chiostro San Giovanni)
via Roma,134 - Ragusa

CRONACHE DI GUSUTO のHPより)

これからも多くのバールが賛同してくれることいいですね。
この時期シチリア旅行を予定されている皆様、是非このシールのバールでシチリアン・オレンジジュースをお試しください。
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by noranekosicilia | 2014-01-11 21:20 | グルメ、フード、ワイン

ベンデミア(ブドウの収穫)を体験しませんか?

シチリアのワイナリー、プラネタ社(PLANETA)では、9月21日「VIVERE VENDEMIA (ヴィーヴェレ・ヴェンデミア - ブドウ収穫と体験)と称したイベントを開催予定。

シラクーサのNOTO地区にある「CANTINA BUONVINI」にてブドウの収穫体験やワイナリー見学の他、芸術家、マルコ・クリスピーを水先案内人として、「全ての感覚器官に働きかけて」ワインを知る という企画も。

プラネタ社のワイン試飲はもちろんのこと、最後はシラクーサ地域特産物とワインにてピクニックも!
子供連れでも参加OKの遠足系イベントです。

料金は1人25ユーロ (子供10ユーロ)

プログラム概要
9時30分 集合。主催者による挨拶
ブドウ収穫体験、全ての感性を使ったワイナリー見学(マルコ・クリスピー氏主宰)、試飲、CANTINA BUONVINO内領地でのピクニック

悪天候の場合は中止

お問い合わせ、予約は下記へ

メール winetour@planeta.it
Tel. (+39) 0925.1955460
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by noranekosicilia | 2013-09-13 17:59 | グルメ、フード、ワイン

シチリア島、夏の「アツアツ・パスタ」

暑い夏、シチリアではグラニータやジェラートなど冷たいものが食べたい時期。
パスタも火を使わないソースで頂いたり、サラダ風に冷たく食べるのが主流ですが、唯一、この夏にシチリア島の人が汗をかきながら食べる「アツアツ」のパスタがあります。

それが、これ!
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「パスタ・アイ・テネヌーミ (Pasta ai tenerumi)」。
テネルーミとは、この地方にある長~いズッキーニ。長いものでは全長1mくらいのものもあります。
この葉っぱ、またはロングズッキーニを、ニンニクやトマト、パスタと茹でてミネストラ(ごちゃまぜな野菜スープ)風にしていただきます。

通常、ミネストラは冬の定番となっているのですが、ズッキーニが市場に出回るのは真夏!だから唯一「例外」の「夏ミネストラ」となるのです。

家庭料理なので、味付け、材料もバライティー豊か。
なかなかレストランでは味わえない一品ですが、市場近くの大衆食堂なんかには時々日替わりメニューとしておいてあることも!

消化もよく、ズッキーニのほんのりした苦味のある後味とガーリックがきいたスープがなかなかマッチして、食欲がなくなりがちなシチリアの暑い夏に、モリモリと食べてられる一品です。

シチリア家庭料理教室では、9月半ばまで、テネルーミのパスタのレッスンです。
詳細はこちら
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by noranekosicilia | 2013-07-09 23:54 | グルメ、フード、ワイン

パレルモ料理の老舗「DON CICCIO」

バゲリアにある有名なトラットリーア「DON CICCIO (ドン・チッチョ)」は、パレルモ料理を出す超シチリアンなレストランです。

「CICCIO(チッチョ)」とはフランチェスコさんの略称。」「ランチェスコ親分の食堂」っていう意味。その名のとおり、1943年にフランチェスコさんによってお店が始められました。現在は息子のサントさんが経営者。

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内部は昔のマフイア映画にでてきそうなレトロで典型的なイタリア食堂風。結構広いです。

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ここのお店の特徴はなんと言っても、座るとすぐにでてくるゆで卵とジビッボ(シチリアの甘いワイン)です。

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このレストランでは「前菜があると注文したパスタが来る頃にはお腹が一杯になり食べる感動が半減する」というテオリーから前菜がないので、このゆで卵とジビッボが前菜と食前酒代わりの役目を果します。

テーブルに広げられたランチョン・マット代わりの紙にメニューが記載。パレルモ方言で書かれているので、イタリア語オンリーの方はウエイターさんに直接、メニュー内容を聞き出します。

注文した後は、卵とジビッボでお喋りしながら注文の品を待ちます。

この日、私は「CALAMARI RIPIENI(カラマーリ・リピエーニ)」を注文。新鮮なイカの中にパン粉と香草を詰めてグリルしたものです。

私個人の味として、このお店のオススメメニューは、やっぱり 「パスタ・コン・レ・サルデ(鰯のパスタ)」、「トンノ・アル・ラグー(マグロのトマトソース煮)」、「ブラッチョローネ・アル・スーゴ(ブタ肉香草ロールのトマトソース)」などコテコテのパレルモ料理。

その他、ラムのグリルやサルシッジャ(ソーセージ)、コトレッタ・アラ・パレルミターナ(パレルモ風牛薄カツレツ)などシンプルなグリルや家庭料理なども味えます。

時々、気の会う仲間たちと超コテコテなパレルモ料理を食べたい時に足を伸ばすアットホームなお店です。

TRATTORIA DON CICCIO
住所 V. CAVALIERE 87  BAGHERIA (PA)
TEL 091 932442
http://sitoinlavorazione.seat.it/trattoriadonciccio/en/
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by noranekosicilia | 2013-06-09 20:40 | グルメ、フード、ワイン

暑い日、お散歩に疲れたら「セルツ」を!

「セルツ」はシチリア島の東海岸で愛飲されているポピュラーなサマードリンク。
パレルモではあまり見かけませんが、カターニャやシラクーサでは昼下がり、お散歩がてら立ち寄って喉を潤すには最高です。

セルツを味わえるは「キヨスク」!喫茶店やバールではあまり一般的ではないのです。

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カターニャやシラクーサのメインストリートや公園の近くなんかにある小さな露天が「キオスク」と呼ばれる場所。アルコール類からコーヒーまでそろえていることが多く、気軽な立ち飲みスポットです。

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お散歩中に偶然出会った友人知人達と気軽に立ち止まって立ち話ができる場所としてもよく知られます。

お散歩中「偶然会う」なんて東京みたいな大都会ではあんまりないことだけど、シチリア島ではパッセジャータの時間になるとみんな外に出るし、お散歩コースも似通ってるので、偶然の出会いはよくあること。「誰かに会えるかな?」と、期待しながら出かける人も多いんです。

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シチリアの大きなレモンを絞り、それに「ガソーザ」と呼ばれる炭酸ソーダを加えます。そして最後の「キメ手」は「お塩」!塩をひとつまみ入れると、シュワシュワ~ と泡がたちます。この音がまた清涼感をそそるのです。

好みでミントシロップなどを加えることも!家庭でも簡単につくれます。
作り方は前回のブログ参照

一杯1ユーロから1,5ユーロというお手頃なお値段で、楽しめる飲み物!暑い日にキヨスクで立ち止まって飲むセルツは、疲れを一気に回復してくれるくらいパワーありそうです。
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by noranekosicilia | 2013-05-22 01:57 | グルメ、フード、ワイン

ヌビアの赤にんにく

お仕事でヌビアのニンニクを生産する場所を訪れました。
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観光地としても有名なトラパニ塩田近くにある「ヌビア(NUBIA)」という地区で生産されるこのニンニク。この地は土地は非常に乾燥して粘土質の強い場所。赤ニンニクと呼ばれるのは身が少し赤みがかっているため。白い外皮の中には通常12粒のニンニクが入っているそう。

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11月から1月くらいに植えられ、5月~6月くらいに収穫。収穫は日が暮れる夜に行われるそうですが、これは葉の部分を「三つ網」にして出荷するために、湿気の多い葉の部分をできるだけ乾燥させて三つ網作業を施しやすくする目的があるんだそうです。収穫後はこのように吊るしてさらに葉の部分を乾燥させます。

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ヌビアのニンニクの特徴でもある「トレッチア(三つ網)」作業。全て手作業です。作業員はざっと8名くらい。みんな親戚や家族で、子供もちゃんとお手伝いです。

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出荷準備が完了したニンニク。三つ網にするのは、ベランダや食物倉などに吊るして保存しやすくするためだそうです。地元の伝統では次の収穫までの一年間、こうして保存して使用するのだそう。昔は100個くらいのニンニクを三つ網にしてまとめていたそうですが、現在は4個くらいが主流だとか。

スーパーで中国製のニンニクが安価に手にはいる現代においては、ヌビアのニンニクの存在価値が非常に落ちてしまい、一時期はほぼ廃業に追い込まれたそう。

スローフードとして認定された今は、地元のグルメ達に愛される「高級ニンニク」と華麗に姿を変えたのです。

ヌビアのニンニクを使った典型的な料理はやぱり「ブシアータ・アル・ペスト・トラパネーゼ(Busiata al pesto trapanese)」。地元のレストランでも食べられますが、簡単に作れる家庭料理のひとつです。

夏のパスタはトラパニ風で!
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by noranekosicilia | 2013-04-06 18:40 | グルメ、フード、ワイン

歴史的なモニュメント内にあるモンデッロのレストラン「ALLA TERRAZZA」

先日、とある会合の忘年会でモンデッロにあるレストラン「ALLA TERRAZZA (アラ・テラツッア)」にご招待を受けました。

モンデッロ海岸はパレルモから一番近いビーチで、夏は多くの人で大混乱ですが、オフシーズンの冬は「し~ん」として、逆に地元の人にとってはありがたい静かな場所となります。
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レストランの入り口は、ゴージャス!ここは1900年代はじめに建造されたモンデッロ最初の高級海水浴施設だったところ。

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海に張り出して建築されているのが特徴。建築家はロドルフ・シュタウクレーというベルギー人。もともとはベルギー、オステンドの町のために設計されたそうですが、こちらのほうが場所がよい と言う理由からここ建築となったそうです。

さてさて、話をグルメに戻しましょう。ビーチを見渡しながら橋を歩いて内部へ。

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最近、改装したので結構モダンに感じますが、やはりリバティー様式っぽいイメージは残ってます。こちらはバール兼、レセプションホールといった空間ですね。やっぱり、格式あるレストランは「いきなり食堂」ではなく、こういう公共スペースが広く、エレガントな心遣いが伺われます。

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本日貸切!まあ、冬場のランチだから通常でもあまり人はいないでしょうが…夏はこの大きなガラス窓などが取り外されて、海上に広がるテラスになります。海の音を聞きながらのサマーディナーはさぞかし雰囲気あるでしょうね。

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前菜。左から鱈のムース、サーモンのカルパッチョ、カジキマグロのズッキーニ巻き。

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プリモはカラマレッティーソースのブシアータ、トラパニペスト風。イカの香りたっぷりのクリーミーなソースとカリカリにローストされたアーモンドの食感がなんともいえないベストマッチ!最高の一品でした。

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メインは白身魚のシーフードソース。プリプリとした白身魚にあっさりとしたシーフードソースがかけられた繊細な一品。

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そしてデザート。左がピスタチオのホットチョコレート入りタルト、右がアイスクリーム。ホットとアイスのデザートを一緒に混ぜて食べるとおいしかったです。中央のクリームはリコッタクリーム。このクリームの下にはカリカリしたカノーロの外皮が敷いてありました。「カンノーロ・スコンポスト (砕いたカノーロの意味)」というデザートです。まあ、手でパクつく正統派のカンノーロをフォークでお上品に食べられるように…というコンセプトなんでしょうが、最近ちょっとオシャレなレストランに行くとよく目にしますね。 

確かに「貴婦人」がカノーロを手掴みでパクリ!! なんていうのはこういうセレブな会合ではあまりオススメできないことなのかもしれませんがね。でも、やっぱりカノーロは手で食べたい!! と、思うのはガサツな一般庶民の私だけなのでしょうか…

ロケーションよし、サービスよし、味よし ですが、ちょっと堅苦しい感もあります。
ちょっと気取った夏のディナーや記念日にカップルでオススメのレストランです。

ALLE TERRAZZE

<住所>
Antico Stabilimento Balneare di Mondello
viale Regina Elena - Mondello, Palermo
tel (+39) 091 6262903
web:http://www.alleterrazze.it
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by noranekosicilia | 2012-12-26 23:57 | グルメ、フード、ワイン

トラパニ県のプチトマト

ピッツテッロ (Pizzutello)と呼ばれるこのプチトマトを生産する組合を訪れました。
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このツンと尖った実の端が特徴のミニトマトです。トラパニ県ではヌビアやパチェーコ村で生産されています。
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ピッツテッロの畑。8月後半だったため、ほとんど収穫されていました。
水はほとんどやらずに無農薬でそのまま自然に任せて育てるそうです。
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実が少し青いうちに収穫したものはこのように房を糸にかけていきます。この地方に伝わる伝統的なドライトマトの保存法のひとつ「ペンノラ」。昔はこれ、各家庭で行われていたそうで、女性達が二人一組で行ったそう。
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できあがったペンノラは室内の梁にかけてドライトマトになるのを待ちます。「ペンノラ」とは「吊るす」または「垂れ下がった」という意味の方言だそう。出来上がったドライトマトはトマトが手に入らない冬の季節の料理につかわれます。
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ペンノラで作ったドライトマトの典型的な使い方のひとつが、このピザです。「アリアータ」と呼ばれるトラパニ独自のピザのひとつ。

自然に任せて育ったトマトは皮も厚く味も凝縮されて、フルーツの味そのもの!美味なのですが、形もバラバラで生産量も少ないため、地元の一部の愛好家のみに購入されるそう。スーパーにお目見えすることはない
超スローフードなのです。
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by noranekosicilia | 2012-10-03 22:54 | グルメ、フード、ワイン

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