シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


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パレルモで活躍した初の日本人女流洋画家「ラグーサ・玉」

この女性はラグーザ玉。日本初の女流洋画家で日本とパレルモに非常に縁の深い女性です。
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1861(文久元)年にお寺の差配だった定吉の次女として誕生。幼いころから日本画を習っていた彼女は明治政府の招聘によってやってきたパレルモの彫刻家、ヴィンチェンツッオ・ラグーサと出会い、彼の指導により洋画の技法を習得します。ラグーサが指導していた日本での学校が閉鎖となると、1882年、彼に同行しシチリア島、パレルモへとやってくるのです。やがて彼と結婚した玉さんは、パレルモに創立した美術学校の女性部門の講師件副校長となり、精力的に芸術活動を続けました。1928年、20歳年上だった夫、ラグーサと死別。一度は日本への帰国も考えたようですが、相談に行った日本大使館で侮辱的な扱いを受けたことから、パレルモで一生を終えようと心を決めたそうです。その後の彼女の作品も全てイタリア名、”Eleonora Ragua”とサインされています。1933年、16歳の姪がシチリア島へ彼女を迎えにやって来て、52年ぶりに東京へ帰国することになります。そして1939年の4月、東京で他界されました。残念ながら彼女の作品は彼女の帰国とともに殆ど日本に持ち帰られましたが、第2次世界大戦の空爆などで消失しています。パレルモに残った彼女の作品はほぼ全て個人コレクションで一般公開されていません。彼女に縁のある場所をいくつか上げてみましたのでパレルモに滞在される方、訪れてはいかがでしょう?
現代美術館 夫ラグーサの作品、彼女のブロンズ胸像が保存。
ガリバルディーの騎馬像 夫ラグーサの大作のひとつ。
パレルモ大学植物園 彼女が姉とともに赴き「レンコン」を分けてもらったエピソードがある。
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by noranekosicilia | 2007-09-13 03:08 | 歴史と文化、史跡、美術工芸

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