人気ブログランキング |


シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光や日常を綴ります。


by siciliacome

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

ブログジャンル

旅行・お出かけ
海外生活

記事ランキング

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

シチリア島のカーニバル

カーニバルは日本語に訳すと「謝肉祭」。カトリックでは復活祭前の40日間(四旬節)は肉を断ち静粛かつ厳粛に過ごすという」習慣があります。これに入る前に「肉を思いっきり食べて大騒ぎしておこう!」みたいな風習だったのです。

現代では仮装行列の派手なパレードが行われる場所が多く、日程もその地によってバラつきがありすっかり「お祭り」みたいなイベントとなりました。

シチリア島の多くの町でカーニバル期間、パレードを中心としたイベントが行われます。
以下、比較的アクセスのよい町や有名なパレードがある街です。

アチレアーレ 2月17日~3月5日
シチリア島内で一番ゴージャスな山車と仮装行列がみられる町です。

シャッカ 2月28日~3月5日
毎年いろいろな出来事や社会風刺をテーマにしたポップな山車がとても愉快です。

テルミニイマレーゼ 2月24日~3月5日
「ウ・ナンヌ(おじいさん)」と「ア・ナンナ(おばあさん)」というお決まりのキャラクターがいるのが特徴。小さいながらもシチリア色豊な田舎風カーニバルです。
サイト(昨年度のもの)➡https://www.carnevaletermitano.com/

カーニバルが一番酣となるのは最終日。今年は3月5日です。夕刻から行われますので、近郊から足を延ばす方は専用車を予約するほうがよいでしょう。

# by noranekosicilia | 2019-02-10 19:35 | イベント、シチリアのお祭り

西洋風「お刺身」が人気の小さなレストラン

お客様からよく受ける質問のダントツ1位は「お勧めのレストランは?」ですね。
トリップアドバイザーに掲載されているレストランなんかを「ここどうですか?」と聞かれることも…。

食べ歩きは私の趣味のひとつで、大抵は友人達の口コミでレストランを見つけてます。トリップアドバイザーで評価が高いレストランはその趣旨からも観光客視点のものが多いので、地元民達(?)にはあまり知られていないものもあったりします…だから、たま~に地元の友人達と「試してみようか~?」みたいにここからレストランチョイスすることも…。
d0110650_03003752.jpg
マッシモ劇場近くにある「オステリア・メルチェデ」という小さなシーフードレストラン。ここはトリップアドバイザーでもとても評価が高いお店です。
d0110650_03013272.jpg
店内は30席あるかないか…ちょっと地中海の食堂を感じさせるシンプルな内装です。
d0110650_03010871.jpg
ここの人気が「アンティパスト・クルード」。新鮮なお魚の「西洋風お刺身盛り合わせ」です。その日の食材で毎回内容は少し違うそうですが、本日はマザラ産赤エビがた~ぷりでした。ザラ目のお塩とオリーブオイルでいただきます。赤エビの甘~くトロッとしたまったり感とプリプリの歯ざわりが、白ワインのおつまみにピッタリ!
d0110650_03015126.jpg
プリモはこれまたタップリのカラスミ&レモンピールパスタです。ボリューム満点。
d0110650_03020821.jpg
セコンドは私の大好物「シイラ」のグリルとフダンソウの盛り合わせ。上手に積み上げられてるこの盛り付けに大ウケでした。

マッシモ劇場から徒歩で3~5分くらいのアクセスのよい場所にあります。
レストランのサイト➡https://www.facebook.com/osteriamercede

# by noranekosicilia | 2019-02-05 07:00 | グルメ、フード、ワイン

アントネッロ・ダ・メッシナの名画「受胎告知」

「受胎告知」といったら、カトリックや美術に興味がない人も「あ~、あれか」みたいな感じでなんとな~く知っていますよね。そうそう、聖母マリアさんに大天使が「神の御子を身籠る」というすごい運命を伝えるシーンです。

中世ルネッサンス期のイタリアでは「ダビンチ」など多くの巨匠がこのタイトルで名画を残しています。その中でも「斬新的!凄い!!」と多くの専門家から絶賛されているにもかかわらず、(全世界規模でみると)マイナーな「受胎告知」がパレルモに存在します。

それが、これ↓ アントネッロ・ダ・メッシーナ作「受胎告知」であります。
d0110650_23192351.jpg
これの何がどう「斬新やねん?!」とおっしゃる方、ちょこっとアントネッロさんを弁護させていただきますと…

天使がいない149.png!!のでございます。

これが描かれたのはルネサンス全盛期を迎える1400年代。その時代の同名作品のほとんどが左に天使、右にマリア様(逆の場合もありますが)を描いた構図です。
d0110650_23201971.jpg
↑フラ・アンジェリコ作の有名な作品ですが、こんな感じの構図が主流…というか当たり前だった頃です。

アントネッロの「受胎告知」は大天使が降りてきた瞬間のマリア様を描き、オーディエンスである私たち側に「大天使」の存在があることを仮想させるような構図となっているのです。ここが「斬新」とされる理由のひとつ。

さらに、私たちの目の前に出された右手は(私たち側にいるはずの)大天使のお告げを制止しているかのように見えます。お告げを既に理解し、これから起こるであろう自分の運命を既に受け入れて1人で思考と瞑想をしている瞬間のような感じですね。

ちなみにフラ・アンジェリコの作品ではマリア様は胸元で手を交差して、驚きながらもお告げを素直に聞いているようです。他の画家の作品には手を広げているマリア様も多く描かれていますが、それらほぼ全てが「驚き」を表現しているようで、アントネッロの絵のように「制止」を彷彿させるものはありません。

まあ、関西風にマリア様のセリフを言い換えると(言い換えなくてもよいのですが 笑)
  • フラ・アンジェリコのマリア様(伝統的)
「はい、大天使様。よう分かりました。。仰せの通りにいたします~、ほんまありがたいです~、そうなりますよう、よろしゅうお願いいたします~(関西弁のイントネーションでどうぞ)」

  • アントネッロ・ダ・メッシナのマリア様(革新的)
「大天使様でんな、言うてもらわんでもええです、わかっとりますさかいに…ほんま恐れ多いことやわ~、どないしよう~」

というタイプの違うマリア像が描かれているのですね。

つまり伝統的なマリア様はこれからどうなるかわからない自分の運命を不安とともにただ受け入れていく ちょっと頼りないけど清らかな少女タイプなんですが、アントネッロは運命を把握したうえでしっかりと受け止める大人の女性タイプ のマリア像を描きあげたのです。

その他にもこの作品にはアントネッロならでわの技法や特徴が多く詰まっているのですが、まあそういう突っ込んだお話はガイドとしてアテンドした際にお話しさせていただきましょう。

アントネッロ・ダ・メッシナの「受胎告知」はシチリア州立博物館で鑑賞できます。2月10日までは特別展が開かれメッシナやシラクーサ他、ウフィツィ美術館やルーマニアに所有されるアントネッロの作品も鑑賞できます。


# by noranekosicilia | 2019-01-31 00:45 | 歴史と文化、史跡、美術工芸

ANAマイレージがシチリアで加算できない理由

d0110650_19513493.jpg
2018年10月28日よりアリタリア航空が
ANAマイレージの提携をはじめているのは多くの方がご存じのようで、パレルモまたはカターニャ空港からアリタリア航空で出発される多くのお客様が
「ANAマイレージカードにマイレージを入れて」

と言われます。

…が!…

チエックインカウンターでは
「スターアリアンスの航空会社のみです!」
と全て冷たく断られ145.png

お客様そしてなんと添乗員さんまでも
「まだ始まったばかりでスタッフが知らないのですよ~」
とイタリア側のミスのようにされていますが、

実際は…

パレルモまたはカターニャの路線はANAマイレージ加算不可なのです!

ANAマイレージサービスのサイトにも明記されているように、マイレージ加算できるのは全日空とのコードシェア―便限定なのです。

コードシェア便にはローマ~ミラノ間等アリタリアの国内線もいくつか対象となっていますが、シチリア島各都市のアリタリア国内線に関しては対象外となっています。

ローマ~日本間はマイレージ加算可能ですが、パレルモやカターニャの空港ではローマ~日本間のフライト及び情報は動かせないことになっているので、実質的に不可能。マイル加算はローマの空港カウンター等で行うことになります。

と、いうことでシチリア内の空港カウンターでいくら文句を言ってもマイレージは加算されませんし、知らないとはいえお互いにとばっちりを食った感じで出発前に嫌な思いをするのもナンセンスですので、出発前に「どこの区間がマイレージつくのか」をANAのサイトでご確認お願いします。(特に添乗員さん、是非ともお願いしますね~109.png )



# by noranekosicilia | 2018-12-14 19:54 | 旅の豆知識

モンレアーレ回廊でのエキシビション

モンレアーレの回廊内で開催されているエキシビジョン。入場料が勝手に3ユーロアップされたにもかかわらず、観光時間に追われてあまり覘く機会はないのが現状なんですが、先日少し時間があったので「どんなものかだけでも」 と思い立ち寄ってみました。

ベルギー出身のヤン・ファーブルというアーティストのエキシビションです。
タイトルはECSTACY & ORACLES(エクスタシーとオラクル)。
d0110650_22101350.jpg
ヤン・ファーブルは作品によくスカラベを使うようですが、実はあの「ファーブル昆虫記」の作者を曾祖父に持ち昆虫にも詳しいそうです。

d0110650_22103196.jpg
もともと現代芸術のアーティストは凡人には「ようわからん」テーマをかざすもの…この人も「生と死」とか全然食い違うようなコンセプトを適当につなぎ合わせている感じがしますです 笑。まあ、ガイコツファンの私としては、こういうタイプ嫌いではないですがね。
d0110650_22094255.jpg
フランドル派の画家に影響を受けたというファーブルですが、ブリュッセル王宮の天井も手掛ける等、その活躍には支持者は多いようです。

このエキシビジョンはアグリジェントの神殿の谷内と同時で11月の半ばまで行われる予定。
期間中は(有無を言わせず)モニュメント内の入場料が展覧会のため3ユーロアップしています。

シチリアともあまり接点がありそうにない現代アーティスト…興味があるかないかは別にして入場料に組み込んであるシステムなんで、モンレアーレの回廊、アグリジェント神殿の谷に入場する方は話のタネに作品を鑑賞してみては?

ヤン・ファーブルについて(日本語)



# by noranekosicilia | 2018-08-09 23:27 | イベント、シチリアのお祭り

↓シチリア島を知ろう

カテゴリ

パレルモ観光
スト、開館時間、天気NEWS
イベント、シチリアのお祭り
歴史と文化、史跡、美術工芸
グルメ、フード、ワイン
ホテル・B&B・アグリツーリズモ、滞在
ホテル、滞在
ショッピング&お店情報
シチリアのワイナリー
町角通信・日常
現地レポート
旅得!お得情報で賢く旅行しよう
シチリアの村
シチリアの町
シチリアの小さな島
旅の豆知識
サルディーニャ島&南イタリア

タグ

フォロー中のブログ

世界たべあるき日記
ヴェネツィア ときどき ...
のむりえ日記
白くまユウビンとニィビンの生活
イタリア語って面白い!
爽やかホハ・ホーラ!

以前の記事

2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2017年 09月
2017年 08月
more...

その他のジャンル