シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光情報と日常を綴ります。


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モディカのチョコレート

これは、カカオです。モディカのチョコレート工場にあったもの。モディカのチョコレートの原料!
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ラグーサ県にある山奥の村モディカにチョコレート作りが伝わったのは15世紀スペイン統治時代のこと。
現在でもその当時の製法でチョコレート作りがされています。

現在のチョコレートはなめらかさを出すためにカカオバターを別に、また加え、高温で練り上げます。
これに対してモディカのチョコレートはカカオの中に含まれているカカオバターのみを使用。カカオを細かくつぶしながらそこから出るカカオバターを利用し、低温で練られます。
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当然低温だけに最後に加えられるお砂糖は融解せずに残ります。ガリガリとした歯ざわりがこれ!
当時チョコレートは高級品。量り売りでお料理などにも使用されたそう。

モディカは現在でもシチリア島の各都市との接続が悪く、そういう意味で閉鎖された村がこの伝統を守ったということになるのです。

スローフードに認定されたこのチョコ、現在では赤唐辛子入り、シナモン入り、バニラ入りなど様々なフレーバーがあります。
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by noranekosicilia | 2010-11-29 16:20 | グルメ、フード、ワイン

モディカのチョコレート

これは、カカオです。モディカのチョコレート工場にあったもの。モディカのチョコレートの原料!
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ラグーサ県にある山奥の村モディカにチョコレート作りが伝わったのは15世紀スペイン統治時代のこと。
現在でもその当時の製法でチョコレート作りがされています。

現在のチョコレートはなめらかさを出すためにカカオバターを別に、また加え、高温で練り上げます。
これに対してモディカのチョコレートはカカオの中に含まれているカカオバターのみを使用。カカオを細かくつぶしながらそこから出るカカオバターを利用し、低温で練られます。
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当然低温だけに最後に加えられるお砂糖は融解せずに残ります。ガリガリとした歯ざわりがこれ!
当時チョコレートは高級品。量り売りでお料理などにも使用されたそう。

モディカは現在でもシチリア島の各都市との接続が悪く、そういう意味で閉鎖された村がこの伝統を守ったということになるのです。

スローフードに認定されたこのチョコ、現在では赤唐辛子入り、シナモン入り、バニラ入りなど様々なフレーバーがあります。
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by noranekosicilia | 2010-11-29 16:19 | グルメ、フード、ワイン

カポ市場にあるパレルモ料理のレストラン

パレルモのカポ市場の中にあるレストラン、「SUPRA MURA(スプラ・ムーラ)」。「城壁の上」という意味なのですが、たしかにこのレストランのところが昔の城壁でした。
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パレルモ市民はもちろん最近では観光客も訪れるようになった町の中心近くにあるカポ市場。いつも新鮮な野菜、お肉、お魚が豊富!カポ市場についてはかなり以前にブログに書きました
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真剣…肉屋さんの本筋を行くってかんじですね…
さて、その本筋にもどして、スプラ・ムーラのメニュー…
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このお店の売りは「新鮮な典型的パレルモ料理!」素直にマジメに作った優等生的なお料理に出会えます。
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この日はよいお魚が入ったということで、アンチョビーのマリネといかエビのフライにしました。

市場の中にあるレストランはあまりにも大衆的すぎて入りにくいところや、観光客めあてのバチモノ(偽者ってか…?)が多くのですが、ここは比較的入りやすく、そして新鮮な素材を使ったパレルモ料理が楽しめます。
こういった地元の人が行くレストランには、ちょっとした問題があったりするのですが…それは…メニューがないのですね。コミュニケーションが苦手な人にはちょっと大変かも。

地元の人が行くレストランを体験したいけど言葉が心配…といわれる方には日本語アシスタントなどの手配をオススメします。
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by noranekosicilia | 2010-11-24 07:05 | グルメ、フード、ワイン

パラツッイーナ・チネーゼ特別公開!ゴージャスな内部でした…

先日特別公開されたパラツッイーナ・チネーゼを見学にいってきました。
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ずっと修復でクローズしていたので中に入るのは久しぶりです。
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よく修復がされました。壁に張り詰められているのは全て絹。当時のオリジナルです。フェルディナンド王のシノワーズ趣味を代表しています。
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2階は王妃の寝室。ここはどことなくトルコとニューポンペイアン様式が混ざったかんじです。天井がキレイ。
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有名な「しかけ式」丸テーブルがあるダイニング。このテーブルはエレベーターみたいな設計で下階にあるキッチンとつながっているのです!
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これがキッチン階からみた仕掛け。(これ、特別に見せてもらった!)ここで用意された料理が上階のダイニングにそのまま上がるのです。フェルディナンド王は暗殺を以上に怖がっていたそうです。こうすることによって料理もさめないし、運ぶ間に毒を入れられることもない ということから設計されたそう。
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窓からみえるお庭の手入れもすばらしい!
特別公開期間は終了しお屋敷はまたクローズしてしまいました。パレルモを代表するゴージャスなお屋敷のひとつなので、早く一般公開してほしいですね。
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by noranekosicilia | 2010-11-22 08:22 | 現地レポート

冬ならではのチョコレートイベント

もうすぐ12月…シチリア島も朝晩の冷え込みが始まりました。
ところで、シチリア島の「冬の人気者」は以外にも「チョコレート」なんですね~。

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これは、昨年度タオルミナで行われた「チョコラート」でのチョコ人形!)

チョコレートは14世紀スペイン統治時代に島に入ってきていたのですが、当時はお料理になどにも使われたそうです。シチリア島内陸の村「モディカ」は、現在でもその伝統的な手法でチョコレートを生産しています。

シチリア島のチョコレート好きを語るかのように、12月は大々的なチョコレートイベントがあります。

12月3日から8日、チョコレートの村「モディカ」で「チョコバロッコ」 
12月19日から1月6日まではタオルミナで「チョコラート」

どちらもチョコレートをテーマにした冬のイベントです。
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by noranekosicilia | 2010-11-17 07:58 | イベント、シチリアのお祭り

「ピザ」!イタリアの常識

パスタ以外にイタリアを代表する食べ物といえばピザ!イタリア語では「ピツッア(PIZZA)」です。
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ナポリが発祥の地といわれますが、イタリア中どこでも食べられている国民食となってます。
イタリアでピザを食べたいッ! と思うのはあたりまえ…でも本場イタリアは日本とちょっと違う「常識」があるのです…

以下、知ってるようで知らないイタリアン・ピツッアの常識紹介~

1 ピツッアは夜の食べ物です!

イタリアではピツッアは夕食です。ピザを出すカジュアルなレストランを「ピツッアリーア」といいますが、夜にならないと釜を暖めない店も多く、ランチではメニューに入れていないお店も多いです。観光客やビジネスマンの多い場所ではお昼もピツッアを出す店も増えていますが…

2 シーフード系ピツッアは異端児なんです!

イタリアではチーズとシーフードを混ぜないことが多いので、ピツッアのトッピングにはあまり一般的ではありません。魚系で一般的に「変な顔をされずに」トッピングが許されている(?)のはアンチョビーとシーチキンくらい。(先日、スモークサーモンのトッピングを注文したら周囲の友人から笑われました…)
もちろん、ピツッアはファンタジー!注文できないわけではないですが、確かにシーフードはピザにのせるよりおいしい食べ方がいっぱいありそうですね。

3 「タバスコ~」は禁句!
ピザにタバスコをかけるのはアメリカ式。イタリアではまず行われません。「タバスコお願い~」なんて言っても「そんなものないよ~」という返事がかえってくることが多いです。ピリカラがお好みの方は「オリオ・アル・ペペロンチーノ(赤唐辛子入りのオリーブオイル)」をお願いするとよいです。

ちなみに飲み物の定番はコカコーラがビール。ワインもokですが、オレンジジュースとか炭酸系以外のソフトドリンクはXですね…

これであなたもイタリアンピツッア通(?) イタリア滞在中には是非ピツッアリーアでおいしいピツッアをイタリア人風に注文してみましょう!
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by noranekosicilia | 2010-11-15 20:24 | 旅の豆知識

手作りのフルッタ・ディ・マルトラーナ

「フルッタ・ディ・マルトラーナ(Frutta di Martonrana)」は、先日の「フェスタ・ディ・モルテ」の日に代表されるお菓子。
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現代ではこの時期にお菓子屋さんなんかで購入されるのですが、昔は女性達が手作りして、ご近所や親戚に配ったりもしたそうです。

先日友人宅にお邪魔したときに、近所の奥様の手作りというフルッタ・ディ・マルトラーナ(以下FDMと略す)を振舞われました。お店のものとはぜんぜん違うファンタジーいっぱいの素晴らしいFMのご紹介!
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まずは定番。「栗もどき」。季節が感じられますねぇ。
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「レモンもどき」。FDMは「えせフルーツ」とも言われ、パレルモの伝統的なお菓子として認定されてます。フルーツの形が伝統的ですが、お菓子屋さんでは「酸味」を彷彿させるレモンはあまり見かけませんね。以下、オリジナルならではのシェイプです。
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ハロウインのカボチャ。FDMの歴史は12世紀。マルトラーナ教会近くの修道女達が中庭にあるフルーツをまねてお菓子を作ったのが始まりだそう。その時期には当然ハロウインは存在しなかった!

それでは、「これお菓子なの?」というオドロキの最高傑作をどうぞ!
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「ウニもどき」
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ホットドッグもどき…
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パスタもどき…ちなみにこれはパレルモ男性料理代表「パスタ・コン・ピセッリもどき」。グリーンピース缶を茹でたパスタに混ぜるだけの「女房いない日メニュー」…この辺がファミリー的で微笑ましい。
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そして最後は「パネ・パネッレもどき」ちゃんとゴマまでついている!私としては「モチーフ」も「完成度」も総合してNo1作品と思います。(しつこいようですが、これお菓子です!)

「と~っても甘い」ので個人的には苦手なお菓子ですが、カラフルでお茶目。保存もよいのでお土産にもGOODです!
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by noranekosicilia | 2010-11-10 19:58 | グルメ、フード、ワイン

「パラッイーナ・チネーゼ」特別公開中

11月15日まで「パラツゥイーナ・チンエーゼ (Palazzina Cinese)」が特別公開されています。
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日本語に訳すと「中国人の館」。こちらでは「カシーナ(小さな家)チネーゼ」とも呼ばれます。
18世紀のこの一風変わった館は当時の王様であったフェルディナンド4世の所有でした。

イタリア統一後は一時サボイア家の所有でしたが、その後パレルモ市内に還元。市の文化財となったのですが、近年まで修復が進まず、公開は現在も(特別公開以外は)庭園部分だけという場所。

ナポレオンの進軍により首都ナポリを追われたフェルディナンド4世は1798年から1802年までパレルモに滞在しましたが、パレルモ市内にあるノルマン宮殿を嫌い、1799年にある弁護士の所有だったこの屋敷を購入。

狩り好きだった王様はついでに周辺の土地を丸ごと購入して緑に囲まれたこの領地で逃亡生活を行っていたのでした。これが現在の「ファボリータ公園」または「パルコ・レアーレ」といわれる場所です。
なんと優雅な逃亡生活でしょうねぇ~…

この王様、お屋敷を当時パリで流行していた「シノワーズ(東洋風)」で改装。「なんじゃこれ」と思うコテコテ「えせ中国」っぽいけど、当時では流行の最先端を行く「オッシャレえ~」な豪邸だったんです。

ちなみにフェルディナンド4世は「フランスかぶれ」みたいな所がありナポリ近郊のカゼルタにもミニ・ベルサイユともいわれる宮殿を建設しています。こんなんばっかしてたら平民は怒るよなぁ…

と、いうことで1860年、マルサラ湾沖にガイバルディー将軍ひきいる千人隊が上陸。シチリア島に独立運動の嵐が巻き起こり、彼、ブルボン朝最後の王様となってしまうのです。

パラツイーナ・チンエーゼの写真

公開は15日まで。月~金 10時から18時、日祝は13時まで。入場無料です。
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by noranekosicilia | 2010-11-08 19:51 | パレルモ観光

シチリアワインを世界に広めるワイナリー「プラネタ」社

実りの秋!シチリア島は今年のワインとオリーブオイル生産真っ只中です。
先日「セグレタ(SEGRETA)」で有名なプラネタ社の見学に行きました。


プラネタ社は1800年代に創業したワイナリー。シチリアでは当たり前ながら世襲制の家族経営です。
メンフィーから始まったワイン生産も現在はサンブカ、ノート、サリーナ島までに広がりました。

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今回訪れたのはサンブーカ・ディ・シチリアにあるワイナリーULMO(ウルモ)。パレルモから車で約1時間半程度です。
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ウルモワイナリーの入り口。ここはパレルモとシャッカを結ぶ旧主要道のちょうど中心あたりにあり、その昔は宿場として利用されていたそうです。
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建物は16世紀建造の典型的なファームハウス。
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その昔、旅は馬車か馬。これは当時の馬、または家畜用の水飲み場。
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空気の澄んだ場所!広々とした丘陵地にブドウ畑が広がります。ここを徒歩で見学。
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これはシャドルネ。
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ここではシャドルネが生産されるそう。

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見学の後はいよいよテイスティングです。

ここでは月曜~金曜まで見学と試飲が可能。(予約必須) 人数によってはライトランチも可能です。
専用車の手配は必須です。パレルモから日本語ソムリエアシスタントが同行するプランなどもあります。
詳細
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by noranekosicilia | 2010-11-03 21:09 | シチリアのワイナリー

シチリア島もお彼岸の季節です!

本日11月1日は「トゥッティ・サンティ(聖人)の日」翌日2日の「コメモラツィオーネ・デフンティ(先祖を回想する日)」と並んでイタリアではお彼岸です。

もともとキリスト教の週間で、ローマ法典では11月2日、他の法典では11月1日。イタリアではなぜか11月1日が祝日となっております。

この日の習慣は、まず墓地へ足を運び、ご先祖のお墓に花を添え、祈りをささげて回想する ということ。そしてその後は家族で集まって食事会ってとこですね。 まあ、日本のお彼岸とあまり変わりません。所変わっても人間のすることは同じのよう。

日本のお彼岸の時期にも落雁など伝統的なお菓子があるのと同じく、こちらでも各地でこの時期ならでの「お彼岸菓子あります。
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シチリア島はこれ!フルッタ・ディ・マルトラーナ。マジパンです。この時期は絶対バールで見かけるものです。

そして、この日、子供達には「先祖から送られる」という触れ込みでオモチャがプレゼントされます。どうも、これはシチリアならでは のしきたりのよう。

その昔はオモチャの代わりに「プパチェーナ」という砂糖で作られた人形がプレゼントされたそうですが、現代の子供達はプレイステーションに勝てるものはなさそう…砂糖人形も見かける所は少なくなりました。もうすっかり脇役です。

この期間の夜はなくなった人々の魂が家族のところに戻ってくるという言い伝えがあり、お墓に靴を残す習慣もあるそう…幽霊って足あるのかなー

ともあれ、先人の魂を敬うこの日、テクノロジーの発達とグローバル化の波に負けずこれからも大切に守っていきたい微笑ましい習慣のひとつですね。
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by noranekosicilia | 2010-11-01 09:42 | 歴史と文化、史跡、美術工芸

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