シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光情報と日常を綴ります。


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クリスマス期間のプレセピオ

クリスマス期間、町の教会や家でツリーと共に必ず目にするのが、キリスト様の誕生を表現した人形たち「プレセピオ」です。

これは私の友人宅のもの。コミカルでかわいい安物ですが、繊細にできた高級なものとかも多く出回ってます。
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もともとイタリア、特に南イタリアでの習慣らしいです。キリスト様の生誕のシーンを人形で飾ります。教会なんかでは実際に小さな石や、それに流れる本物の水など手のかかった仕掛けがされた大掛かりなものもあります。
主な人物はヨゼフとマリア、東方の三博士で、キリスト様が誕生する12月25日から赤ん坊のキリスト様が加えられます。

プレセピオで一番有名なのはやはりナポリですが、シチリアでも15世紀くらいから広がったそうです。当時の地元の彫刻家、FラウラナやAガジーニなどが小さな彫刻「スタトゥエッタ」などを作り始めたのがシチリアのプレセピオが定着し始めた由縁だそうです。通常、素焼きが多いのですが、トラパニ県なんかではサンゴやアイボリーで作られた高価なものもあります。

この時期、一部のシチリアの村などでは実際に人間がプレセピオを演ずる「プレセピオ・ビベンテ」が開催されます。トラパニ近郊のクストナーチでは25日から3日間、そして1月2日~6日まで洞窟内で行われ、クリスマスの人気スポットのひとつとなっています。

クストナーチのプレセペ・ビベンテ 詳細サイト(英)
時間 16時~20時(最終入場)
入場料 7ユーロ
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by noranekosicilia | 2009-12-28 07:42 | イベント、シチリアのお祭り

パレルモの庶民フード!スフィンチョーネ

一年中どこでも食べられているパレルモならではの食べ物がこれ!「スフィンチォーネ(SFINCIONE)」!
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パレルモだけの食べ物らしく、一旦町をでるとなかなかお目にかからないのがオチャメ。
12月8日から12月23日くらいまでのクリスマス時期はみんな友人宅へ集まってカードゲームなんかをするのですが、そのときに必ずといって登場するアイテムのひとつです。
フワフワのちょっぴり甘いパン風の生地にトマトソース、タマネギ、シチリアのチーズ「カチョカバッロ」がのせられてオーブンで焼かれたものです。中にはアンチョビーも入れられてるものもあります。
スフィンチョーネの名前の由来は「スポンジ」を意味するラテン語「sponia」からとか、ハチミツで甘味をつけたパスタ生地のフライであるアラブのお菓子「Sfang」からきてるとか色々あるみたいです。
とにかく小腹がすいたとき、ついパクリとしたくなるこの調理パン、生地の中には砂糖やラードが一杯混ぜられ、カロリーは無茶苦茶高いので食べすぎには注意なのですが、やはりパレルモで一度は試していただきたい庶民フードのひとつです。
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by noranekosicilia | 2009-12-24 09:33 | グルメ、フード、ワイン

UNICEF基金の人形

d0110650_856874.jpgクリスマス時期になるとイタリアでは「献金」が盛んになります。カトリックの国、イタリアは「奉仕の国」でもあり、クリスマスはまさに貧しい人、困っている人、病気の人に手を差しのべようというキリスト教精神をそそる演出がされます。

毎週土日には主な広場で様々な「献金活動」が行われます。パレルモの中心広場ポリテアーマもそのひとつ。
ちょっと捻くれて考えるとクリスマスの「献金営業シーズン」みたいなもので「狙ってるな」ってのは明らかにわかるのですが、偽善でも何でも1年に一回いいことをした気分になるのは悪いことではないのでは と思う今日この頃です。

本日は親しい友人からプレゼントをいただきました。それがこれ。毎年、ユニセフが貧しい国などの援助活動のために行う人形が販売されるのですが、そのひとつです。

この人形、イタリア各国の学校で子供たちが作ったものだそう。ひとつひとつに名前がついています。私が頂いたのは「コンスエラ」ちゃん。ちょぴりスペイン風!

其々の人形にはカードがついていて、人形の名前のほかにどこの学校の誰(どの子供)が作ったかが記載され、さらに返信用ハガキで所有者となった人が製作者の子供宛てに人形が誰のもとにあるかを連絡できるようになっています。
私のコンスエラちゃんはパレルモの小学校に通うナディアちゃん という子が作ったもの。ナディアちゃんに早速返信しました。

知らない子供が作った人形を知らない人が所有し、その販売費がさらに知らない国の知らない人のために使われる...1人よがりの偽善と言ってしまえばそれまでですが、物に溢れてしまった現代に忘れかけたような人情を感じさせる人形のひとつです。イタリアのクリスマスを感じる瞬間でした。
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by noranekosicilia | 2009-12-21 08:57 | 町角通信

フローリオ家の栄光「フロリ-オ邸」が再オープン

長年クローズしていたフローリオ一族の館のひとつ、ヴィラ・フローリオ(VILLA FLORIO)が12月10日再オープンしました。
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1800年代、パレルモの一世を風靡したフロリーオ家が、当時広大な緑に囲まれていたパレルモ郊外に建てた別荘。建築家はマッシモ劇場を建設したエルネスト・バジーレ。1899年に建造されたリバティー様式の代表作のひとつです。
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屋敷内は6階。1階がビリヤード台、カードゲームのテーブルが置かれた娯楽の場、2階が大広間とサロン、3階から上がプライベートゾーン。ゲストをお迎えするバンケットなどが行われた大広間がある2階には庭から直接この階段で結ばれているのです。3階から上のプライベートルームにはお食事などが運べる業務用エレベーターもありました。

1962年の火災で被害を受けた後は何度も修復の話があったのですが、結局実現せず、今年やっと一般公開となったのです。イタリアで最古のカーレース、タルガ・フローリオの創始者であったフローリオ家。タルガフローリオ歴代の資料が一階に展示されています。
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by noranekosicilia | 2009-12-18 07:16 | パレルモ観光

マッシモ劇場のイルミネーション

マッシモ劇場のイルミネーションが始まりました。
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12月8日から始まるクリスマス週間。シチリアの人々は「テンポ・ディ・フェスタ(お祭りの時期)」として、一年中で一番大切な日のために準備が始まるのです。
家にはクリスマスツリーが飾られます。南イタリアの習慣では「プレセピオ」と呼ばれるキリストの誕生シーンを表現した素焼きの人形も各家庭のサロンや教会などでお目見えします。
町のイルミネーションの中、クリスマスプレゼントを探す人々で賑わうメインストリートは「みんなが他の人のことをチョッピリ考える」心温かい人情が満たされる時期でもあります。
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by noranekosicilia | 2009-12-16 01:26 | 町角通信

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