シチリア島の公認日本語観光ガイドがシチリア島&南イタリアの観光情報と日常を綴ります。


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一度食べたらクセになる!「パスタ・アラ・グラッサ」

レストランには絶対にお目にかかれないけど、一昔前に「タベルナ」と呼ばれたパレルモの庶民食堂では定番メニュー...それが「パスタ・アラ・グラッサ(PASTA ALLA GRASSA) 」です。
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ジャガイモとお肉を煮込みをパスタに絡めたもの。
ほどよく煮崩れクリーム状になったおジャガとお肉を煮込んだスープがうま~く混ざり合い、絶妙のソースとなります。日本の「肉じゃが」と「牛丼」を足して2で割ったようなものと感じるのですが。

もともと昼食時に家へ帰れなかったパレルモの「オペライ」(主に肉体労働者を意味します)達が通った安食堂での一品でした。(こちらでは昼食は家に帰って食事をするのが普通です。)

タベルナまたはトラットリーアと呼ばれた庶民食堂はパレルモの各地域にあり、その地区で働くオペライ達が毎日のように通うことから、日替わりメニューのみというお店も多いのです。
イタリアの食習慣上、日本のようにお料理全てが一気にでてくる「定食型」はなく、必ずプリモ(スープ、パスタ類)とセコンド(メイン)、デザートがありますが、どれも注文から短時間で運ばれるようにシンプルなメニューが多いのが特徴です。

パスタ・アラ・グラッサはセコンドのメニューである「ボリート(肉と野菜のポトフ)」の煮崩れ部分をパスタのソースにしたもので、いうなればプリモとセコンドが一緒になった「ワンプレートスタイル」。短い昼食時間で、プリモとセコンドを一緒にかき込み、お腹がいっぱいになるよう工夫が凝らせてあるのです。

シンプルな料理なので、家庭でも作れます。ボリートを作った際の煮汁と荷崩れ部分でグラッサソースを作り冷凍保存しておくと急がしい時のランチなんかに重宝します。
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こちらが、お家版!ショートパスタで食べやすくしてみました。

作り置きするほど味がしみて美味しいパスタ。「新鮮で最高の食材をつかってま~す」というキャッチフレーズのレストランとは対照的なアナグロ的パスタなんです。

お肉とポテト以外は味も材料も様々。パレルモ各地にあるとラットリーアやタベルナで食べ比べをするのも楽しい一品です。

このメニューがあるお店は昼食オンリーでオープン。メニューもなく、他の人と相席ということもあります。
そういう意味では観光客にはちょっと入りづらい場所かもしれませんが、それだけにパレルモ庶民の素顔を垣間見ることができる場所でもあります。

言葉が心配な方、日本語アシスタントと一緒にパレルモの地元トラットリーア巡り というプランも行っております。
お問い合わせはこちら へ。
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by noranekosicilia | 2015-01-14 20:14 | グルメ、フード、ワイン

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